皆さん、こんにちは!
あいあい整骨院です。
今回のブログでは整骨院でよくご相談を受ける冷え症の症状についてまとめていきたいと思います。
身近にお困りの方がいましたら分かりやすくまとめていますので、一度読んでいただければと思います
【冷え症】
冷え症とは、血流が悪くなることで起きてしまう症状の一つです。血行が悪くなると身体に必要な酸素・栄養素が行き届かなくなってしまうだけではなく、蓄積されている老廃物も排出されなくなります。手足は心臓から遠い位置にある上に、身体の重要な臓器がある胴体や脳へ血行を確保しようと働くので、どうしても手足は後回しにされやすく不調が現れることが多いです。
【冷え症の主な原因】
筋力の低下
女性の身体は男性に比べて筋肉量が少なく、脂肪が多いという特徴を持っています。筋肉は体温の上昇にとても大きな役割を果たしていますので、筋肉が少ないと冷えやすくなります。加えて女性には冷えてしまうと温まりにくい性質を持つ脂肪が多いため、冷えが起こりやすいのです。また、運動不足が続いてしまうと筋肉が衰えてしまい血行が悪化します。特にふくらはぎは血液を心臓に戻すためのポンプとして機能していますので全体での筋肉の割合が多い下半身の筋肉が衰えると、基礎代謝が低下し体温が低くなるので冷え症が起きやすくなります。
食生活
栄養バランスが偏った食習慣が続いてしまうことでミネラル(カルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄分)やビタミン(ビタミンB2、B6)不足になりやすく、筋肉の動き悪化や新陳代謝の悪化により血の巡りが悪くなります。特に鉄分不足は男性よりも周期的に月経がくる女性の方がなりやすいです。過度なダイエットなどが原因で鉄分不足に陥り、血液中で酸素を運ぶ役割を担う赤血球のヘモグロビンが作り難くなり、結果として冷え症や体のだるさなどの不調が起こってしまいます。
自律神経の乱れ
身体の体温をコントロールしているのは自律神経です。近年はエアコンなどの影響で季節関係なく、快適に室内で過ごせるようになった結果、気温に対する感覚が鈍くなり、自律神経が乱れやすくなっています。
また、腸の運動も自律神経によって左右され、自律神経が乱れると下痢・便秘も起きやすくなる→基礎代謝も低下→冷え症というように繋がってしまいます。
【冷え症の種類】
手足が冷えるタイプ ―四肢末端型―
10代から20代の女性に多い冷え症です。とくに過度なダイエットや栄養不足が原因であることが多いです。このタイプの冷え症は、ただ手足を温めるだけではなかなか改善されません。また、このタイプの冷え性のほかの症状として、肩こりや頭痛もよく起きます。
まずは内臓を温めることを意識しましょう!腹巻きやカイロを使ってお腹や腰などの保温を心がけるようにしましょう。
下半身全体が冷えるタイプ -下半身型-
姿勢の悪さや長時間のデスクワークなどが原因で起きやすいです。骨盤のゆがみが原因で下半身の血行不良が起きてしまい、冷え症になるタイプです。クッションなどをうまく使って悪い姿勢を極力取らないようにしましょう。
全体が冷えるタイプ -全身型-
基礎代謝の低下が原因で、身体全体が冷えてしまうタイプです。おもに倦怠感や風邪をひきやすい、すぐお腹を下すなどの症状が見られます。ほかの症状と比べ、手足の冷えはさほど目立ちません。
冷え症である自覚症状があまりないのですが、免疫力が低下していることがあります。このタイプの冷え性では、身体を温める食べ物を取り、ウォーキングなどを30分目安に行うと代謝アップや免疫力維持に繋がります。日常から気を付けて行うようにしましょう!
内臓が冷えるタイプ -内臓型-
自律神経の異常が原因で手足の血管が収縮できなくなり、内臓に血液が行き届かなくなるため、内臓が冷えてしまうタイプです。おもにストレスが原因で起きやすい冷え症だと言われています。 このタイプは手足の冷えが発生していないケースもあるので、冷え症と自覚できないことがあります。しかし下痢や倦怠感、風邪などの症状を見つけましたら、このタイプの冷え症だと考えても良いです。
- シャワーより浴槽につかる、長くつかれる温度でゆっくり入る
- 夏でも体を露出しすぎない
- 夏でもエアコンで冷やしすぎない
- 飲み物や食事はできるだけ温かいものを摂る
- 果物を食べ過ぎない
- 生姜湯や唐辛子などで代謝をアップさせる
などで症状の改善が見込めます。
【冷えを予防するには?】
入浴・半身浴
できれば毎日、ぬるめのお湯にじっくり浸かって、汗ばむくらいまで温まるようにしましょう。いつもよりも少し長めにお湯につかることをおすすめします。少し長めにお湯につかることで、副交感神経が優位となり、血管が拡がって血行が良くなるだけでなく、リラックス効果も同時に図ることが出来ます。また、入浴後は冷え始める前に靴下を履くように気を付けましょう。半身浴も効果的ですが、お湯が冷めやすいため注意してください。
運動
運動を行うと全身の血行改善を図れるほか、当然のことながら運動は筋肉を使うので筋力アップしポンプがしっかりと機能して血行を良くすることも出来ます。血行が良くなると酸素と栄養素が全身に行きわたって老廃物の排出もスムーズになり、新陳代謝が促進。結果として、体温も高くなって基礎代謝もアップします。
運動と言ってもハードな運動は特に必要ではなく、キビキビと歩く程度のウォーキングを習慣化するくらいで十分です。日常で歩く距離を少しだけ増やす程度でも、毎日行えば効果が現れます。
また、ストレッチは強張った筋肉をほぐして血行を改善させますので、仕事の合間や就寝前に軽いストレッチを取り入れるようにしてください。特に、就寝前のストレッチは、血行が良くなり体温も上がるため、ぐっすりと眠ることができます。
ストレッチ
脚上げエクササイズ
- 椅子に深く座る
- つま先を天井に向けたまま、膝を伸ばす
- 5回程繰り返したら、反対の脚も行う
踵上げエクササイズ
- 手すりに掴まり肩幅に脚を開く
- 天井に向かって伸びるようにつま先立ちになる
- つま先立ちの際、手すりに体重をかけ過ぎないよう注意する
脚のストレッチ
- つま先を天井に向ける
- 膝を伸ばす
- 前に屈むように脚裏を伸ばす
アキレス腱伸ばしストレッチ
- 前後に脚を開く
- 前側の脚の膝を曲げ、踵に体重を乗せていく
- 後ろの脚は踵が離れないように注意しながら、前へ倒していく
あいあい整骨院で行えるトレーニングとは?
- 自己管理の運動が続かない
- 時間はあるけど何をすればいいか分からない
- 運動が苦手でしたことがほとんどない
そんな方にオススメなのが【簡単】【短時間】【高負荷】でトレーニングができるFAST TRAINERという加圧トレーニングです。この機械では圧をかけてストレッチやトレーニングをすることで血流改善や筋力アップを図ることが出来ます。
通常のトレーニングとは異なり、専用のバンドやマシンを使って筋肉に圧力をかけることで、
より効果的に筋力を高めることができ、ダイエットや筋力アップに効果的なトレーニング方法です。
筋力を高めることで、
- 新陳代謝の向上
- 血の巡りの改善
- 筋力アップによる体質改善
の効果が見込めますので、冷え症改善に効果的です。
症状の状態によっては行えない場合もありますので、まずはお気軽にご相談からいただければと思います。
【冷えに効果的な食材】
食べ物・飲み物
東洋医学では、食品を「陽性(身体を温めるもの)」と「陰性(身体を冷やすもの)」、そして、どちらでもない「中性」の3種類に分類しています。冷え性の悩みがある方には、「陽性」の食材を摂取することをおすすめします。
「陽性」の食べ物
- 生姜(生のショウガは身体を冷やす場合があります。生姜湯で召し上がってください)
- ネギ
- ニンニク
- ごぼう
などの根菜類(寒い土地でとれる野菜はたいてい陽性です)。
- スイカの皮(シトルリンを多く含んでいます)
- 胡麻
- 黒豆
- 小豆
などの黒い物。
「陰性」の食べ物
- トマト
- キュウリ
など生食できる野菜。
- バター
- マーガリン
- スナック菓子
- チョコレート
などの砂糖や合成甘味料などの白い物嗜好品。
「中性」の食べ物
- 玄米
- 麦
などの穀物
陽性の食品を多く食べるようにアドバイスしましたが、極端に陽性の食べ物だけを食べるのではなく、基本的には陽性・陰性・中性の食品をバランスよく食べることが重要です。陰性の食べ物がお好きな場合は、スープやみそ汁など温かい料理に使うことをおすすめします。 また、水分補給も重要ですが、冷たい飲み物は身体を冷やしてしまいますので、夏でもできるだけ温かいもの・常温のものを飲むように気を付けましょう。特に、朝は身体の水分がとても少ない状態のため、白湯など温かい飲み物を飲む習慣を作っても良いです!
身体を温める飲み物、冷やす飲み物はおもに、以下の通りです。
体を温める飲み物
- 紅茶
- ほうじ茶
- ウーロン茶
- ココア
- 生姜湯
体を冷やす飲み物
- コーヒー
- 緑茶
- ジュース
- 牛乳
- 水
- アルコール類
あいあい整骨院では大安寺院、新保院、津山院、古京町院、倉敷連島院と5院、岡山県内に展開しています。また、土日祝日も診療しており20:00まで受付をしておりますので、遅くまでお仕事がある方でも通いやすくなっております。
是非、あいあい整骨院へご相談いただければと思います。