ヘルニアの症状と原因
ヘルニアとは
ヘルニアは、臓器や組織の一部が組織の隙間を通って、本来あるべきところにない部分へはみ出してしまっている状態を指します。
私たちにもなじみ深い症状として脱腸やでべそなどがありますが、これらもヘルニアの一つです。
一般的なヘルニアと言われるのは椎間板ヘルニアで背骨のクッション機能を行う椎間板の中の髄核が外に飛び出たものを呼んでいます。
ヘルニアの症状とは
ヘルニアは種類によって症状などが大きく異なります。
鼠径ヘルニア
脚の付け根にある鼠径輪という腹膜の穴から腸管の一部が飛び出したもので、子どもによく見られる症状ではありますが、大人でも十分に発症し得る病気です。
痛みを感じることはないのですが、鼠径部に飛び出した腸管に触れることができ、立った時やお腹に力を入れた時に大きくなります。
腰椎椎間板ヘルニア
お尻や脚の痛み、しびれ、力を入れにくいといったような症状が現れるものです。
痛みやしびれは下半身のあらゆるところに出現しますが、特にお尻から大腿部の裏側の痛みは坐骨神経痛とも呼ばれます。
食道裂孔ヘルニア
痛みなどはないのでわかりにくいですが、胃カメラなどの検査で発見されることがあります。
ヘルニアが大きくなると、食道に胃の内容物が増えて腹痛を起こすことや吐き気を生じることもあります。
このヘルニアがある方は逆流性食道炎になりやすいです。
ヘルニアの原因
不良姿勢で長時間同じ姿勢を取っていて、圧力が長時間かかると内臓や髄核が飛び出る事があります。
筋肉や組織がもろくなってしまうことで臓器を支える力が弱くなってしまいヘルニアを引き起こしやすくなります。
筋肉や組織は加齢や腹圧のかかる動作を繰り返し行ったことによって弱くなりやすくなりますが、遺伝の可能性も指摘されています。
あいあい整骨院でのヘルニアの治療
あいあい整骨院ではヘルニアの原因になる不良姿勢を改善したり、ヘルニアから来る坐骨神経痛の治療を行います。
ヘルニアでお困りでしたらご相談ください。